最近のトラックバック

2021年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月の記事

2011-03-22

Gura プログラミング言語リリース

Bannermedium

今まで AScript という名前でプログラミング言語を開発してきましたが、この名称はもともと仮名だったのでいつか変えようと思っていました。

このたび、Windows 用のインストーラを作る段になって正式な名称が必要になり、Gura プログラミング言語 と名前を変えました。ホームページは以下の URI  です。

http://gura.sourceforge.jp/

初めは、個人的に好きな動物、モグラにちなんで Mogura と名づけようと思っていたのですが、有名な言語 Modula とまぎらわしいので、ちょっと長さをつめてみました。子供たちに人気の絵本にでてくるネズミの名前も少々意識しています。

今後ともよろしくお願いします。

2011-03-21

WiX のライセンス確認を削除する方法

Gura の Windows インストーラを作るのに WiX を使っているのですが、ライセンス確認はいらないので削除したいと思いました。方法がちょっとわかりづらかったので、備忘録としてここに記しておきます。

はじめにしなくてはいけないのは、WiX のソースパッケージを入手することです。
UI をカスタマイズするには UIExtension のソースファイルが必要になるのですが、バイナリパッケージにはこれが入っていないからです。

ソースパッケージを展開したら、以下のディレクトリを開きます。

wix36-sources/src/ext/UIExtension/wixlib

WiX のインストーラの形式は UIRef エレメントで指定すると思いますが、この指定で上記のディレクトリにあるファイルの内容がとりこまれます。ですので、たとえば

<UIRef Id='WixUI_InstallDir' />

と記述していたところは、上のディレクトリにある WixUI_InstallDir.wxs から <UI /> エレメントの内容抜き出して以下のように置き換えることができます。

<UI Id="WixUI_InstallDir">
  <TextStyle Id="WixUI_Font_Normal" FaceName="Tahoma" Size="8" />
  <TextStyle Id="WixUI_Font_Bigger" FaceName="Tahoma" Size="12" />
   ...
</UI>

<Publish/> エレメントでページの遷移状態を定義しているので、以下のように編集します。

  • LicenseAgreementDlg の行を削除
  • WelcomeDlg の Next の内容を LicenseAgreementDlg から InstallDirDlgに修正
  • InstallDirDlg の Back の内容を LicenseAgreementDlg から WelcomeDlg に修正

フォントの指定もすべてカスタマイズできるようですね。このアプローチを最初からチュートリアルに載せてくれていたほうがよかったんじゃないかな..。

2011-03-17

「仕方がない」の前向きな解釈

東日本大震災の状況は、あまりにも酷すぎます。被災地の方々にこれ以上の災いが来ませんように!!

今回の震災は、今は被災地の外にいる自分自身におよんでいる危機でもあります。第二の巨大地震の可能性が示唆されていますし、今後の社会や経済のことを考えると課題が多すぎて気が遠くなりそうです。

ところで、この災害は外国のメディアなどでも大きくとりあげられていて、この悲惨な状況の中でも日本人がパニックにならないことに驚嘆している記事が掲載されているそうです。同胞としてこのことは誇りに感じますし、自分が同じ状況になってもやはり同じようにふるまいたいと思っています。

日本語でよく使われる言葉に「仕方がない」というものがあります。この言葉はネガティブな意味合いを多く含むのですが、どうもそれだけではないらしい。「あきらめ」や「落胆」といった感情を超えて、それらをも許容する何か。自分では手の施しようがなかった災害や事故、または失敗に対して、その結果を受け止め、自らができることをやっていこうという決意が含まれているように思えます。

絶望的な状況の中で、それでも前に進まなければいけないというところに立ったとき、この言葉は最後に自分たちを支える芯になっているのかもしれません。

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »